腰痛・ぎっくり腰⑩宇治市40代女性

腰痛 患者様の症状・症例
  • 当院に来院された患者様の症状と経過
  • 当院の施術とエクササイズ
    について書きました。

患者様

性別 女性

年齢 40代

職業 販売

ご来院時の症状

腰が痛いとご来院

お話を聞いていると、ソファーで寝てしまっていて朝起きる時にギクッとなり腰に激痛が走ったという事でした。

特に右腰から右殿部に痛みがあり、ぎくっとなる2日前くらいから腰に違和感あり。

10年前くらいにもぎっくり腰になった。

検査

痛みが非常に強く、右腰から右お尻にかけて熱感が著明。

痛みが強いので動いたりするのが困難なため細かい検査は後程。

 

施術プラン、経過

初回

痛み、熱感が著明の為、炎症を抑えるためにアイシングを20分程行い、痛みの為かばっている患部以外のところを緩める施術を行う。

 

ぎっくり腰で重要なのは急性期の対処です。

  1. 48時間はアイシング
  2. アイシングは「水+氷」で氷嚢、ビニール袋などを使う
  3. 約15分間感覚がなくなるまで行う
  4. これらを1時間おきに行う

 

これを繰り返すと炎症がおさまります。

しっかりお家でもアイシングをしていただくようにご説明しました。

 

あとはぎっくり腰になってしまった時の体の動かし方をご説明しました。

 

2回目

お家でもしっかりアイシングして頂いていたので、痛みは半分くらいになりました。

徒手検査を行い神経症状などが無い事を確認し、姿勢や動きをみていきました。

腰を反らす時に痛み、腰を屈める時にも若干の痛み。

腰を回すのは痛みなし。

 

下部交差症候群

出典 姿勢検査法 医道の日本社

 

姿勢は反り腰。(下部交差症候群)

腸腰筋、大腿四頭筋、脊柱起立筋は過緊張。

腹直筋、大殿筋などが弱くなっています。

 

熱感は少しあるので20分くらいアイシングをしつつ施術。

3回目

熱感はなし、痛みは半分くらい、施術を行い、少しずつ動いていきます。

 

良い姿勢をご説明し。良い立ち方、座り方をご説明。

体幹を安定させるために腹式呼吸をご説明。

 

4回目

痛みはもうすこしというところ、動き出しが痛い。

今回も施術を行い。

ぎっくり腰のリハビリを行いつつ。

ヒップヒンジをご説明し、痛みのでない姿勢、動きを習得してもらいます。

 

現在も再発防止の為に、施術とエクササイズで根本的なところから改善させるために来院中です。

院長のアドバイス

院長からのアドバイス

「ぎっくり腰は腰だけが原因ではありません。」

これは声を大にして言うときましょう。

 

この患者さんの場合は、販売の仕事をしておられるので、立ちっぱなしの状態で少し前かがみの姿勢が続いたり、重い物を持ったりすることが多く、日々の疲れもたまっていた。

その上「反り腰」の不良姿勢があったので、全身の筋・筋膜のバランスが崩れ、腰にドカーンと痛みが出たというのが原因です。

 

アイシングして、腰回りをちょいちょいと施術して治ったではなく。

原因をしっかりと改善しとかないと、すぐに再発します。

ぎっくりは激痛ですし、もう二度と嫌ですよね?

 

なので、日々自分でケアをしたり、姿勢や動きを改善して、腰や体に負担のかからない方法を当院ではご説明します。

当院はそこまでしっかりとサポートしたいと考えております。

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