- 当院に来院された患者様の症状と経過
- 当院の施術とエクササイズ
について書きました。
患者様
性別 女性
年齢 50代
職業 主婦
ご来院時の症状
- 1か月前くらいから右腰から右お尻、右足に突っ張り感、違和感があるとご来院。
- お話を聞いていると40代くらいからランニングをしていて、マラソンへ出場している。
- 筋トレもジムへ行ってやっている。
- たまにパソコンを使う仕事をする。
- 既往歴としては、過去に病院で頸椎ヘルニアと診断されているが、症状は今のところなし。
検査結果
姿勢は反り腰で頭部前方位偏移が見られました。
動きをみると、体を伸ばしにくく、左に回旋しにくく、左に側屈しにくい。
筋肉的には斜角筋、肩甲胸郭関節、広背筋、腰方形筋、腰筋、大殿筋の反応が良い。
施術プラン、経過
施術は、反応が良い筋を中心に緩めていきます。
エクササイズは、反り腰の改善、FHPの改善を行います。
初回
施術をして筋・筋膜を緩めました。
そのあと、正しい姿勢をご説明させていただきました。
エクササイズは体幹の安定のために、腹式呼吸をご説明。
施術中に気づいた腹筋の緊張から、筋トレ時の腹筋のやり方から腰に痛みが出ている可能性もあるので腰に負担のかからない腹筋のやりかたをご説明。
2回目
施術をして痛みの原因になっている筋・筋膜を緩めていきます。
エクササイズは、まずは呼吸エクササイズを行ないます。
殿筋、ハムストリングスの活性化のエクササイズをしました。
3~4回目
痛みはかなり軽減。
施術をして筋・筋膜を緩めます。
呼吸エクササイズは継続的に行います。
痛みが軽減されてきたので、腰まわりの胸椎や、股関節の可動域を上げるエクササイズを行ないます。
腰にかかる負担を減らしていきます。
4回目以降も定期的にご来院頂き、痛みも姿勢も改善してきたので卒業となりました。
院長のアドバイス
施術はもちろんがんばりました。
それ以上に、患者様がご自分の姿勢と動作を改善しようと頑張って頂いたからこその結果かと思います。
日々の生活の改善が痛みの改善には効果的だと改めて思いました。
「自分の今までの悪い生活習慣を理解して頂き、正しい姿勢、動きへと改善していく。」
これができれば痛みとはおさらばできることが大半です。
施術と患者さん自身のがんばりも必要でございます。
そんな皆様のお手伝いを出来ればと思います。
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