ぎっくり腰・腰痛・坐骨神経痛・往診⑦宇治市30代男性

腰痛 患者様の症状・症例
  • 当院に来院された患者様の症状と経過
  • 当院の施術とエクササイズ
    について書きました。

患者様

性別 男性

年齢 30代

職業 会社員

ご来院時の症状

寝返り時に、ギクッとなってしまいそこから動けない位に痛み、痺れがあると、当日に奥様から電話を頂きました。

来院は無理そうなので、お昼に往診に行きますという事で、応急処置として熱があるところ、痛みがあるところに、アイシングをお願いしますと頼んでおきました。

お昼に往診に行かせて頂き。

お話を聞いていると

3月ごろにギクッとなって、痛みはお尻などにあったが動けるので放っておいたが違和感はあった、今回のギクッとなる前に座り仕事が続いていて、少し坐骨神経痛の様な感じはあった。

検査結果

痛み、痺れが非常に強く、左腰からお尻にかけて熱感が著明にみられました。痛みが強すぎるので、動かすことは困難だったので細かい検査は後程行うことにしました。

 

施術プラン、経過

初回

痛み、痺れ、熱感がかなり強い為、炎症を抑えるためにアイシングを20分くらい行い。

患部の様子を見ながら、患部以外の筋の緊張を緩めました。

あとは、ぎっくり腰になった時の生活の注意点として

布団からの起き上がり方や、患部に負担のかからない寝方などをお伝えしました。

 

奥様には、ぎっくり腰の急性期の対処法として、

  •  受傷後48時間はアイシンングを行うこと。
  • 痛む場所、熱を持っている場所を氷嚢など「水+氷」で冷やすこと。
  • 約15分間感覚がなくなるまで冷やすこと。
  • これを1時間おきにやり、3から4回繰り返すこと。

これでも痛みが治まらない場合は、上と同じ要領で繰り返すこと。

 

動けないくらい痛い場合は、アイシイングで炎症を抑えていきましょう。と伝えました。

2回目

次の日にも往診に行かせていただきました。

痛み、熱感は、奥様のアイシングのおかげで3割ほど改善。

痛みが少し引いたので、痺れ感が強くなった様子でした。

アイシングをしつつ、患部以外の筋を緩めていきました。

 

3回目

次の日も往診にいかせていただきました。

熱感はアイシングのおかげで改善。

痛みも半分くらい改善。

痺れがはっきりとしてきた。

 

徒手検査を行い、どこから痺れが出ているかを調べました。

いろいろ検査を行い、検査は陽性の所見が出ているので、急性期の椎間板ヘルニアの可能性も考えられます。

 

4~5回目

次の日も往診にいかせていただきました。

寝返りがスムーズにできるくらい、痛みは改善しました。

痺れが常にある状態ではなくなってきた。

 

横向けの施術から、仰向けや、うつ伏せまでできるようになりました。

 

腰まわりの筋肉のリハビリをスタートして、施術で筋を緩めていきました。

家でもエクササイズをやっていただくようにお願いしました。

 

6回目

来院できるくらいまでに回復されたので、来院して頂きました。

お仕事も問題なくこなせたそうでよかったです。

 

腰の痛みも痺れも、角度や動きによっては痛みを感じるかなというくらいまで改善。

 

もう一度細かいところまで検査。

姿勢は猫背で反り腰気味でした。

徒手検査では、やはり腰部のヘルニアが考えられる検査結果となりました。

 

そして施術とリハビリを行いました。

 

 

院長のアドバイス

院長からのアドバイス

かなりの熱感と痛みと痺れで、今までみたぎっくり腰患者さんのベスト3に入るくらいでした。

腰部のヘルニアの急性症状なのではと考えられます。(※確定診断はお医者さんしかできません。)

ヘルニアの急性症状の場合、強度の痛みや痺れがともないます、下手に施術を行うと余計に症状を悪化させるので、施術は慎重に行い。

特に急性期の場合は、炎症を取り除くことを第一に考えました。

炎症にはなすすべがなく、歯がゆいですが、しっかりとアイシングを行い炎症を取り除くことを患者さんに伝えるのも重要だと考えます。

 

なんでぎっくり腰を起こしたか?

 

  • 前回のぎっくり腰が治っていなかった
  • デスクワークが続いていた
  • 急に夜気温が低くなり体が冷えた
  • 日頃背中を丸めがち

などなどが考えられます。

 

かなりの痛みがあったので、ぎっくり腰を再発したくないということなので、

生活習慣や動き方から改善していくために、継続して来院して体を根本から改善中です。

ヘルニアに関しても、腰に負担のかからない姿勢や動きを身につけて頂くことで、改善中です。

 

ひどいぎっくり腰はなってしまうと、動けないので仕事、育児にまで影響してしまいます。

なるべくぎっくり腰にならないように、日頃の生活習慣を気を付けるのが肝心です。

ぎっくり腰に限ったことではないですが……。

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