今回は、腰の奥の方にある腰方形筋のストレッチをご説明します。
腰方形筋について
腸骨稜(骨盤の上の方)から第12肋骨(一番下の肋骨)につきます。
働きとしては、側屈(体を横に傾ける)、伸展(体を伸ばす)、体をひねる、骨盤を安定させるなどいろいろな働きをします。
重要な働きとして、歩く時に体幹部の前屈をコントロールし、前後、左右のコントロールをします。
というのも、腰方形筋は深部にある筋で、腸腰筋や多裂筋とレバー状に繋がり、インナーコルセットの背中側(腹部の後壁)をつくっています。
なので腰方形筋単品を伸ばすのはなかなか難しいので、手を使って伸ばしていきましょう。
腰方形筋のストレッチ
①
上の図のように、両手を腰に当て骨盤の上側を親指で押す。
骨盤と肋骨の間に腰方形筋はあります。
ちょっと外側を狙って押してみましょう。
②
親指で押したまま、腰を左右にひねったり、横に倒したり、伸ばしたりしてみる。
大体10回くらいゆっくり動きましょう。
腰周辺が暖かくなったり、腰の動きが軽くなっていたら正解です。
まとめ
反り腰の方、妊婦さん、デスクワークの方などは特に縮こまっている場合が多くこのストレッチは効果的です。
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