腰痛⑨宇治市60代男性

腰痛 患者様の症状・症例
  • 当院に来院された患者様の症状と経過
  • 当院の施術とエクササイズ
    について書きました。

患者様

性別 男性

年齢 60代

職業 会社員

ご来院時の症状

寝返り時、寝てて起きる時、イスから立つ時、車から降りる時に腰が痛いとご来院

お話を聞いていると、よくお散歩をされるようで、家でもスクワットなど軽く運動はされる。

特に寝返り時に痛みが増す。

検査結果

腰を伸ばした時に痛み

腰を左に回したときに痛み

腰を右に曲げた時に、左の腰に痛み

 

姿勢を診ると

「反り腰+猫背」の姿勢

 

検査の結果、大腰筋、腸骨筋、広背筋、肩甲胸郭関節に反応が出ていました。

なので寝返り時の最終動作である腰を捻り切るときの、腰と骨盤の動きが悪くなっており腰に痛みが出ていると考えられます。

 

施術プラン、経過

施術で、腸腰筋、広背筋、肩甲胸郭関節まわりの筋を緩めていき、腰と骨盤の可動域を良くしていきます。

痛みが緩和されてきたらエクササイズを行い、「反り腰+猫背」の改善をしていきます。

 

初回

原因となっている筋を施術で緩める。

正しい立ち方、座り方、腰痛時の体の動かし方、歩き方など生活習慣の改善をご説明させて頂きました。

 

2回目

痛みは半分くらいになる。

施術で原因となっている筋を緩める。

 

腹圧を高め姿勢を維持できるように呼吸の改善を始める。

3回目

痛みは1/3くらいになる。

施術で原因となっている筋を緩める。

 

呼吸のエクササイズ

大腰筋を活性化させるために大腰筋のエクササイズ

胸椎の可動域をあげるエクササイズ

を行う。

 

現在腰の痛みは無し、姿勢など体を根本から治すために継続して来院中。

最近肩が上がりにくいので肩も並行して施術中です。

 

院長のアドバイス

院長からのアドバイス

今回は肩甲骨と骨盤が連動しているのがわかりました。

肩甲骨は上半身の土台で、骨盤は下半身の土台で、お互い連動しています。

 

寝返りという動作は結構複雑で、始めは首、肩甲骨などをつかい、ひねり始めは、肩甲骨、肋骨などをつかい、ひねり切るときは、腰椎、骨盤をなどをつかいます。

まさに全身を使った運動です。

なので肩甲骨と骨盤が連動していないと、どこかの連係が崩れ痛みがでます。

 

腰が痛かったのですが、腰はほぼ触っていません。

骨盤回りの筋や、肩甲骨周りの筋を緩めると腰への負担が減り痛みが改善されました。

 

あとは姿勢です顕著な「反り腰+猫背」だったのでここを改善しないとまた痛みはぶり返します。

その点をしっかりと説明して、まずは生活習慣の改善をして頂き、姿勢を維持するためにエクササイズを頑張ってもらいました。

結果的にやはり自分で治そうと思う方は改善が早いです。

 

痛み改善には気持ちも大切。

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